公共入札メモ3

今まで何?…自販機設置入札にしたら増収12倍 (読売新聞)
 宇都宮市が市有施設に設置する飲料自動販売機について、設置業者の選定に条件付き一般競争入札を導入したところ、年間契約額が全体で567万1000円となり、従来の12・5倍となることが25日、分かった。

 市管財課は、「予想外の増収となり、ありがたい」とうれしい悲鳴を上げている。

 自販機の入札導入は、栃木県や足利市で行われており、いずれも増収となっている。20日に行われた入札では、河内総合運動公園や夜間休日救急診療所など7か所19台を対象とし、8事業者が参加した。

 自販機の使用料はこれまで、設置場所の土地や建物の評価額に応じて1台当たり平均2万4000円(総額45万3000円)だったが、今回の入札で、1台あたり従来の12・5倍の29万8000円となった。最高契約額は67万9000円で、最低は2万5000円だった。

 市管財課は「増収を図り、業者選定の公正・公平性を高めるためにも、そのほかの自動販売機についても入札の導入を検討していきたい」と話している。



[ 2010年5月27日7時24分 ]